仮想通貨

DAppsのゲームを見ているとセカンドライフを思い出す

ここ数ヶ月、仮想通貨がとても大きな勢いを見せています。

最近ですと、CoinCheckのGOXなどが大きなニュースになりましたね。

https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20180126-00080895/

仮想通貨の根本として使われているブロックチェーン技術を用いたDApps(分散型アプリケーション)のゲームが最近、少しずつ海外を中心に広まりつつあります。

このDAppsのゲームは仮想通貨の1つであるイーサリアム(ETH)を資本として動くものが大半で、ゲーム内では仮想通貨がゲーム内通貨としてやり取りされます。

そこで思い出すのが、セカンドライフです。

セカンドライフとは2000年代後半に日本でもブームを巻き起こしたオンラインゲームで、ゲーム内で土地の売買やビジネスをすることができる、まさにセカンドライフ(第二の人生)という名は体を表すといったゲームでした。

そしてこのゲームの際立った特徴は、ゲーム内通貨であるリンデンドルと実際の米ドルの変換、つまりRMTが公認されていたことです。

ゲーム内で稼いだ通貨が実際のお金へと変換できる、まさにDAppsで稼いだお金が仮想通貨として手に入るのと似たものを感じますね。

しかし、根本的に違うのがセカンドライフがあくまでゲーム内通貨を変換(つまりはRMT)することによってのみ現実に還元されることと比べて、イーサリアムベースのDAppsゲームはゲーム内に直接、仮想通貨を使用しているのが特徴です。

確かにイケダハヤト氏が言うように仮想通貨とセカンドライフは比較するべきものではありませんが、仮想通貨に使われているブロックチェーン技術を用いたDAppsのゲームは比較的、セカンドライフと似たようなものなのではないでしょうか。

無論、本質的には異なるものですが、表面的には同じものを感じます。

DAppsのゲームが、今じゃ見る影もないセカンドライフと同じ道を歩まないといいですね。

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