酒とタバコとスマートフォンが大好きな僕には以前から悩みがありました。
「タバコを吸いながら酒を飲みながらスマホを触りたい!」
しかし、人間の腕は残念ながら2本しかありません。
そこで、タバコを持つためだけの3つ目の腕を作ってみました。
ので、手順をまとめてみました
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必要なもの
- 3Dプリンター
- 3Dプリンター用の素材(主にフィラメント)
- パソコン
- STLファイル
- スライスソフト
STLファイル
STLというのは、3Dプリンタ業界で最も一般的に使用されているファイルフォーマットで、
3次元形状を保存しているデータです。
CADを使って自作するのもいいですが、
世の中には有志の方々が3Dプリンターで印刷するためのデータをアップロードくれているサイトがあります。
僕が今回印刷するために用意したSTLファイルは、
そんな数あるサイトの中でも、特にデータ数の多いThingiverseというところです。
[blogcard url=”https://www.thingiverse.com/thing:1654077″]
僕はこちらのデータを使用しましたが、サイト内で
「cigarette ring」などで検索すれば似たようなSTLファイルがたくさん見つかります。
お好みのものを見つけたらダウンロードして保存しましょう。
スライスソフト
スライスソフトというのは、
3次元形式であるSTLファイルをどのような条件で3Dプリンターから出力するか
といったことを設定するためのソフトです。
具体的にいくつか例を挙げると
- フィラメントを溶かす温度を何度にするか
- 何ミリ単位で積層するか
- サポートやラフトの有無
- 充填率や移動速度をどうするか
などです。
僕が印刷に使用したものがFLASHFORGE社製の家庭用デスクトップ3Dプリンター「Finder」
でしたので、それ専用のFlashPrintというスライスソフトがありましてそちらを使用しました。
スライスソフトでSTLファイルをgコードに変換して、3Dプリンターで印刷します。
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そして完成
手を塞ぐことなく、タバコを固定することが出来る。
これ、すっごく便利です。
ただ1つ難点があるとすれば、片手じゃタバコを固定具から外しずらいことですかね。
うまいこと、フィルター側から押し出して排出できるような機構を作れればもっと便利かもしれません。